ユニットバスの水漏れ原因として非常に多いのがコーキング(シーリング)の劣化であり浴槽と壁の接合部やドア枠の周りなどに充填されているゴム状の素材は防水の要とも言える重要な役割を果たしていますが湿気や洗剤の影響を受けやすく年数が経つにつれて硬化しひび割れや剥離を起こす消耗品でもあります。コーキングが劣化して隙間ができるとシャワーの水や掃除の際の水が壁の裏側や床下に侵入し表面的には見えない場所でカビを増殖させたり構造体を腐らせたりする原因となるため劣化したコーキングを見つけたら早急に打ち直し修理を行う必要があります。コーキングの打ち直しは業者に依頼すれば数万円程度で行ってくれますがDIYに挑戦する人も多くホームセンターでコーキング剤やコーキングガン、マスキングテープ、ヘラなどがセットになった補修キットを購入すれば数千円の材料費で済ませることが可能です。手順としてはまずカッターナイフなどを使って古くなったコーキングを完全に取り除くことが最も重要で古い材が残っていると新しいコーキングがうまく密着せずすぐに剥がれてしまうためスクレーパーなども活用して根気よく削ぎ落とし削りカスをきれいに掃除します。次に施工箇所の両側にマスキングテープを貼って養生しコーキングガンにセットしたカートリッジからコーキング剤を隙間に充填していきますがこの時空気が入らないように一定の速度と力加減で注入していくのがコツであり途中で止めると段差ができやすいので注意が必要です。充填が終わったら専用のヘラを使って表面を均し余分なコーキング剤を取り除きながら平滑に仕上げていきますがこの作業を手早く行わないと表面が乾き始めて汚くなってしまうため時間との勝負になります。最後にコーキング剤が乾く前にマスキングテープを慎重に剥がし完全に乾燥するまで半日から一日程度お風呂の使用を控えて待てば完成ですが慣れないと見た目が悪くなったり防水性が不完全だったりすることもあるため自信がない場合や範囲が広い場合はプロに任せるのが安心です。